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令和4年第1回定例会(第6号) 本文 開催日:2022-03-23
令和4年第1回定例会(第6号) 名簿 開催日:2022-03-23

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  1. 桑名市議会 2022-03-23
    令和4年第1回定例会(第6号) 本文 開催日:2022-03-23


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2022-03-23: 令和4年第1回定例会(第6号) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 55 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  議長辻内裕也選択 2 :  議長辻内裕也選択 3 :  議長辻内裕也選択 4 :  総務安全委員長市野善隆選択 5 :  議長辻内裕也選択 6 :  教育福祉委員長(冨田 薫) 選択 7 :  議長辻内裕也選択 8 :  都市経済委員長(近藤 浩) 選択 9 :  議長辻内裕也選択 10 :  予算特別委員長(畑 紀子) 選択 11 :  議長辻内裕也選択 12 :  17番(松田正美選択 13 :  議長辻内裕也選択 14 :  24番(南澤幸美選択 15 :  議長辻内裕也選択 16 :  6番(多屋真美選択 17 :  議長辻内裕也選択 18 :  26番(伊藤研司選択 19 :  議長辻内裕也選択 20 :  21番(伊藤惠一) 選択 21 :  議長辻内裕也選択 22 :  議長辻内裕也選択 23 :  議長辻内裕也選択 24 :  市長(伊藤徳宇) 選択 25 :  議長辻内裕也選択 26 :  6番(多屋真美選択 27 :  議長辻内裕也選択 28 :  教育長(水谷正雄) 選択 29 :  議長辻内裕也選択 30 :  6番(多屋真美選択 31 :  議長辻内裕也選択 32 :  6番(多屋真美選択 33 :  議長辻内裕也選択 34 :  議長辻内裕也選択 35 :  市長(伊藤徳宇) 選択 36 :  議長辻内裕也選択 37 :  19番(市野善隆選択 38 :  議長辻内裕也選択 39 :  市長(伊藤徳宇) 選択 40 :  議長辻内裕也選択 41 :  19番(市野善隆選択 42 :  議長辻内裕也選択 43 :  19番(市野善隆選択 44 :  議長辻内裕也選択 45 :  23番(石田正子) 選択 46 :  議長辻内裕也選択 47 :  統括監兼市長公室長兼桑名市教育委員会統括監(加藤眞毅) 選択 48 :  議長辻内裕也選択 49 :  22番(渡邉清司) 選択 50 :  議長辻内裕也選択 51 :  議長辻内裕也選択 52 :  教育長(水谷正雄) 選択 53 :  議長辻内裕也選択 54 :  市長(伊藤徳宇) 選択 55 :  議長辻内裕也) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午後1時00分 開議  ○開議の宣告 議長辻内裕也)  出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  これより、日程に従い取り進めます。  本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、御了承願います。    ───────────────────────────────────────  ○会議録署名議員の指名 2: 議長辻内裕也)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、伊藤真人議員及び佐藤 肇議員を指名いたします。    ───────────────────────────────────────  ○議案第3号ないし議案第47号、請願第1号及び請願第2号 3: 議長辻内裕也)  次に、日程第2、議案第3号 令和4年度桑名市一般会計予算ないし議案第47号 桑名市職員等の期末手当の特例に関する条例の制定についての45議案及び日程第3、請願第1号 桑名市国民健康保険税の令和4年度からの大幅値上げの中止を求める請願書及び請願第2号 母子保健の一環として、妊婦の口腔の健康を維持するため、桑名市の事業として妊婦歯科健康診査を実施するよう求める請願書の請願2件を一括議題といたします。  これより、上程議案等に関し各委員長の報告を求めます。  まず、総務安全委員長の報告を求めます。  19番 市野善隆議員。 4: 総務安全委員長市野善隆)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、総務安全委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。まず、議案第13号 桑名市まちづくり拠点施設条例の一部改正については、利用区分を変更する料理実習室の利用実態を問う質問があり、伊曽島分館ではほとんど利用実績はないが、長島北部分館ではサークルの利用実績があるため、長島地区内の施設を案内するなど丁寧に対応していきたいとの説明がありました。
     原案に対する討論として、これまでも地域活動を支えるものとして活用されていたことから反対との討論がありました。  次に、議案第17号 桑名市職員給与条例等の一部改正については、特段の質疑はなく、討論として、職員等の期末手当の減額に対して反対との討論がありました。  次に、議案第19号 桑名市ゼロカーボン基金条例の制定については、基金への積立目標額を問う質問があり、ふるさと応援寄附金の財源であり具体的な目標金額は設定していない、集まった金額を今後の事業に活用していきたいとの説明がありました。  また、他の委員からは、ゼロカーボンシティの実現に向けた具体的な取組予定を問う質問があり、現在、本庁舎で使用する電気を再生可能エネルギーにすることでCO2の排出削減に努めており、今後もこのような取組を積み重ねていきたいとの説明がありました。  次に、議案第30号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第15号)所管部門については、総務費のうち企画費中、ブランド推進事業費について、予算が減額されているが、今後はどのように市のブランド推進を図っていくのかとの質問があり、議員から御提案いただいた長島の一向一揆など、細かく調整して市のブランド推進に生かせるよう取り組んでいきたいとの説明がありました。  原案に対する討論として、繰越明許費補正に計上されている消防庁舎等再編整備推進事業費については、公共施設との複合化に対し疑問があること、総合住民情報システム事業費については、マイナンバー事業に対して反対していることから反対の討論がありました。  次に、議案第39号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第16号)所管部門については、民生費のうち保育所費中、会計年度任用職員給について、会計年度任用職員の保育士のみの処遇改善となった理由を問う質問があり、一般職員については、これまで人事院勧告に基づいて処遇改善を行ってきたことから、他職員とのバランスを考え今回の処遇改善の対象とはしていないとの説明がありました。  原案に対する討論として、一般職員の処遇改善は行わず、クラス担任を担う会計年度職員のみの処遇改善であることから反対との討論がありました。  次に、議案第40号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第1号)所管部門については、特段の質疑はなく、討論として、一般職員の処遇改善は行わず、クラス担任を担う会計年度職員のみの処遇改善であることから反対との討論がありました。  次に、議案第47号 桑名市職員等の期末手当の特例に関する条例の制定については、特段の質疑はなく、討論として、コロナ禍の中、大変な業務をこなしている職員の期末手当を削減することに対して反対との討論がありました。  そのほか、議案第12号、議案第14号ないし議案第16号、議案第18号、議案第25号、議案第28号、議案第32号及び議案第46号に対しては、特段の異議、意見はありませんでした。  以上の経過により、当委員会に付託されました16議案については、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、総務安全委員会の審査報告といたします。 5: 議長辻内裕也)  次に、教育福祉委員長の報告を求めます。  12番 冨田 薫議員。 6: 教育福祉委員長(冨田 薫)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、教育福祉委員会に付託されました関係議案等について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第20号 桑名市子ども応援基金条例の制定については、子ども未来局以外の部局が所管する事業にも本基金を活用できるのか、との質問があり、子ども未来局所管の事業に限らず、子供に関する事業に対して活用できるとの説明がありました。  次に、議案第21号 桑名市国民健康保険税条例の一部改正については、特段の質疑はなく、原案に対する討論として、保険税の大幅な引上げについては同意できないことから反対、一般会計からの繰入れがなくなることから賛成との討論がありました。  次に、議案第30号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第15号)については、民生費のうち老人福祉費中、民間社会福祉施設等整備費補助金減について減額の理由を問う質問があり、本事業に対する国からの補助が一部しか採択されなかった結果、当初申請のあった複数の事業者が辞退されたことから減額することとなったとの説明がありました。  次に、衛生費のうち、保健センター費中、乳幼児健康診査事業費減について、受診者減に伴う減額とのことであるが、未受診者に対してはどのように対応しているのかとの質問があり、保健師が個別に電話で状況確認等を行っているとの説明がありました。  次に、議案第31号 令和3年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、保険給付費のうち出産育児一時金中、出産育児一時金減について、当初予算算定時の想定より支給実績が減少した理由を問う質問があり、出産される年代の加入割合が低いことが影響していると考えているとの説明がありました。  次に、議案第39号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第16号)については、民生費のうち保育所費中、会計年度任用職員給増について、そもそも保育士を専門職とした給与体系にすべきではないか、との質問があり、行政職等との給与の均衡を図ることから、保育教育職のみ給与改定等を行うことは制度上困難である。なお、今回の補正は、クラス担任を持つ会計年度任用職員の保育士を対象とした処遇改善であり、保育現場の改善に効果のあるものと考えているとの説明がありました。  次に、議案第40号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第1号)ないし議案第43号 令和4年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)については、特段の質疑はなく、各原案に対する討論としては、いずれも職員の期末手当の引下げについては同意し難いため反対との討論がありました。  次に、請願第1号 桑名市国民健康保険税の令和4年度からの大幅値上げの中止を求める請願書については、一般会計からの繰入れを認めることはできないこと、現状の保険料では制度を維持していくことが困難なことから反対との意見のほか、コロナ禍で国保加入者の収入が減少している中、国保税を値上げすることは国保加入者にさらなる負担を強いることになるため賛成との意見がありました。  次に、請願第2号 母子保健の一環として、妊婦の口腔の健康を維持するため、桑名市の事業として妊婦歯科健康診査を実施するよう求める請願書については、妊婦歯科健康診査の必要性は認めるが、国県の補助金がなく市の財政負担が大きいこと、既に当該健診を実施している自治体での受診率が低いことから請願事項そのものを採択することが難しく、趣旨採択とすべき、との意見のほか、県内の多くの市で実施されていることから賛成との意見がありました。  そのほか、議案第22号、議案第26号、議案第34号、議案第35号、議案第36号に対しては、特段の異議、意見はありませんでした。  以上の経過により、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、当委員会に付託されました14議案については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しましたほか、請願第1号につきましては不採択とすべきもの、また、請願第2号につきましては趣旨採択とすべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、教育福祉委員会の審査報告といたします。 7: 議長辻内裕也)  次に、都市経済委員長の報告を求めます。  8番 近藤 浩議員。 8: 都市経済委員長(近藤 浩)(登壇)  それでは、ただいま議題となりました日程のうち、都市経済委員会に付託されました関係議案について、当委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、議案第24号 桑名市景観条例の一部改正については、条例改正後の委員構成について問う質問があり、改正後の委員の人数及び構成員に変更はないとの説明がありました。  次に、議案第29号 市道の変更については、福岡6号線の一部を廃道とすることによる市民生活への影響を問う質問があり、廃止する部分は、この地区で開発予定の物流倉庫の敷地内となる予定であるが、開発により周辺道路や接道等に対して不都合が出ないような計画であると認識しているとの説明がありました。  原案に対する討論として、今回廃道となる箇所は、現在使用している人もいるため、市民生活に不便を被る可能性があること、また、地元の同意に関して不十分であると考えるため、反対との討論がありました。  次に、議案第30号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第15号)所管部門については、労働費のうち労働諸費中、移住支援事業補助金減について、移住要件等が厳し過ぎるのではないかと考えるが市独自で要件を変更することはできないのか、との質問があり、国の補助金を活用した事業であるため変更はできないとの説明がありました。  また、この事業の枠組み内で移住を促進するために市ができることはないのか、との質問があり、制度の周知は可能であるため、今後方法を検討していきたいとの説明がありました。  次に、商工費のうち商工業振興費中、新型コロナウイルス感染症対策事業費減について減額理由を問う質問があり、全部で五つの事業を実施していたが、特に飲食店支援に関する事業の残額が大きかった。要因としては、国や県が実施していない市独自の支援制度であったため、制度内容を理解しづらかったこと及び周知不足等が考えられるとの説明がありました。  原案に対する討論として、スマートインターチェンジ推進事業費に係る繰越明許費補正に反対との討論がありました。  次に、議案第38号 令和3年度桑名市下水道事業会計補正予算(第3号)については、事業全体について国の補助金が減額された場合の事業対応を問う質問があり、交付金事業計画を策定し複数の工事をパッケージとして実施していることから、パッケージ内でのやりくりや来年度以降への工事の先送りのほか、不足額が少額の場合は単独費を投入する等の調整を図っているとの説明がありました。  次に、議案第44号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第45号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)については、特段質疑はなく、原案に対する討論として、政府は、新しい資本主義実現会議において国民全体の賃金のレベルアップを提唱していることから、昨年12月の人事院勧告において期末手当の引下げを行わなかった。このような背景があるにもかかわらず、今回引下げを実施することには疑問を感じるとともに、市内の購買力を高める方向に持っていくべきと考えるため反対。不利益不遡及の原則に反しているだけではなく、大企業の内部留保が莫大な金額となっているにもかかわらず、その独占を許している。労働者に対して適切な分配を行うべきと考えているため反対との討論がありました。  そのほか、議案第23号、議案第27号、議案第33号、議案第37号及び議案第39号に対しては、特段の異議、意見はありませんでした。  以上の経過により、当委員会に付託されました11議案については、審査の結果、お手元に配付の委員会審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、当委員会の所管事務調査については、閉会中も引き続き調査研究を要するものと決した次第であります。  これをもちまして、都市経済委員会の審査報告といたします。以上です。 9: 議長辻内裕也)  最後に、予算特別委員長の報告を求めます。  15番 畑 紀子議員。 10: 予算特別委員長(畑 紀子)(登壇)  ただいま議題となりました日程のうち、予算特別委員会に付託されました関係議案について、本特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本特別委員会は、議長を除く全議員で構成し、三つの分科会を設置の上、各分科会において3月2日及び3日の2日間の日程で詳細な審査を行い、その後、全体会を16日に開催いたしました。  全体会では、各分科会長からそれぞれの分科会における審査内容の報告を受け、予算9議案に対する討論を経て採決を行いました。  全体会における討論では、まず、議案第3号に対する反対討論として、令和4年度予算に多く盛り込まれているスマート自治体推進事業費、行政情報化事業費及びDX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費は、情報管理において危険性が大きい上、自治体職員及び行政サービスの削減につながることを指摘するとともに、公民連携事業の推進により民間参入が進められ、市民サービスの低下となること、同和事業関連予算が市民負担で行われていること、個人情報管理に問題のある社会保障・税番号制度システム事業費、証明書コンビニ交付サービス事業費、個人番号カード交付事業費、非正規雇用を進め、処遇改善とならない働き方改革サポート事業費のほか、公共施設と併設する消防庁舎等再編整備推進事業、地域住民の納得が得られず用地取得などの問題を抱えたまま進められている多度地区小中一貫校整備事業、桑名市総合医療センターへの貸付け、事業開始から多額の費用を長期間投入している桑名駅西土地区画整理事業、企業優遇である企業等誘致奨励金、企業誘致を目的としたスマートインターチェンジ推進事業に関する予算が含まれていることなどから反対との討論がありました。  また、賛成討論として、新型コロナウイルス感染症対策関連予算のほか、総合計画を推進する3本の柱のうち防災力の強化に関しては、消防本部の高台移転の推進、南海トラフ地震の発生を想定した津波避難誘導デッキ整備予算が計上されていること、スマート自治体への転換に関しては、県内初となる365日24時間対応可能なウェブによる粗大ごみ収集の申込みに加え、キャッシュレス決済が可能となるなど利便性の向上が図られていること、安定した財政基盤の確立に関しては、スマートインターチェンジの設置に向けたアクセス道路の整備により、多度地区工業団地への企業誘致の促進とそれに伴う定住人口、労働力人口の増加による安定した税収確保など将来的に継続した財政収入が見込まれることを評価するとともに、本市の将来を見据えた適正な予算編成がなされていることから賛成との討論がありました。  次に、議案第4号については、保険税率の改定に当たり保険税を上げることを前提としていること、加入者の負担増を強いることから反対との討論がありました。  次に、議案第5号については、改善の努力はあるものの、会計が終結していないこと、会計終了のためには多くの課題が残されていることから反対との討論がありました。  次に、議案第6号については、受益者負担であること、一般会計からの繰入れが続いていること、流域下水道への接続など事業自体を見直す余地があることから反対との討論がありました。  次に、議案第7号については、利用者の保険料が引上げられたにもかかわらず、十分なサービスが受けられていない状態であること、医療と介護の連携などに課題があることから反対との討論がありました。  次に、議案第8号については、年齢で区分されている医療保険制度であることに加え、年収200万円以上の加入者の医療費が倍になり、ますます負担増となることから反対との討論がありました。  次に、議案第9号については、独立行政法人への貸付けに課題があるとともに、市からの出資金が返還される保証が明確でないことから反対との討論がありました。  次に、議案第10号については、受益者負担であること、高い長良川河口堰の水の購入が会計の負担となっていることから反対との討論がありました。  次に、議案第11号については、水道事業会計からの長期借入れが続いていることから反対との討論がありました。  以上の経過により、本特別委員会に付託されました9議案につきましては、お手元に配付の予算特別委員会審査報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。  なお、16日の全体会の最後に、市長から、令和4年度当初予算は、市政を託されて10年目という節目を迎え、新たな決意の下、これからの桑名を見据えた予算として編成しており、未来の飛躍を約束する予算として位置づけ、総合計画を着実に推進するための予算とした。また、国が掲げるデジタル田園都市構想を踏まえたスマートシティー化にも取り組んでいくとともに、企業誘致の推進など稼ぐ改革をこれまで以上に重点的に推し進め、財政基盤の強化、標準財政規模の増大を目指していく。令和4年度は、市民の皆様の暮らしや地域経済、まちの魅力の向上を図り、市民の皆様の満足度を高め、本市を持続可能なまちとしてさらに発展させていく所存であり、今後とも御支援、御指導いただきたいとの発言がありましたので、併せて御報告申し上げます。  これをもちまして、予算特別委員会の審査報告といたします。以上でございます。 11: 議長辻内裕也)  以上で各常任委員長及び予算特別委員長の報告は終了いたしました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論は、賛成または反対の立場を明確に表明していただくよう特にお願いいたします。  討論の通告がありますので、発言を許します。  17番 松田正美議員。 12: 17番(松田正美)(登壇)  17番議員、フォーラム新桑名の松田正美です。私からは、議案第17号 桑名市職員給与条例等の一部改正について並びに議案第47号 桑名市職員等の期末手当の特例に関する条例の制定について、いずれも反対の立場から討論を行います。  地方財政は、国の交付税、交付金といった、もろもろの国からのお金で縛りを受けている事実がございます。そのことが本当は今回私が反対する一番の問題なのですが、このテーマを基に今回の給与条例の一部改正について、反対の理論立てをするには相当の時間がかかりますので、今回は、岸田内閣が昨年衆議院選挙で掲げた成長戦略という政策の1点に絞って反対の討論をしたいと思います。  給与勧告の今回の2条例のポイントは、ボーナスを0.05か月分引き下げるというものです。人事院の調査によりますと、年間の民間の支給割合、期末・勤勉手当4.46か月、公務員の支給月数は4.5か月です。その分の差0.05か月を引き下げようとするものです。  そこで、私は、このことが、昨年、衆議院選挙で掲げられた岸田内閣の言動と少し矛盾するのではないかというような観点から、私なりの反対討論の順序立てを組み立ててみました。岸田さんは、自民党の中で、戦後の日本経済を今日の形にした、いわゆる保守本流、宏池会という流れの最後の方といいますか、そういう方です。吉田さんとか池田さんとか、いっぱい見えるわけです。その宏池会の中の戦後日本の中で、その方が保守本流を名のり、今回、医療逼迫の回避を確実にしたい、コロナ禍にあって、国民の安心を、まず、経済の立て直し、そういうことで約束をしたいと、安全・安心の日本社会を立て直したいと、そういうことをおっしゃったわけです。  その上で、目的は、段階的な経済再生プログラムを策定、そして、そのことを公約されました。簡単に言いますと、コロナ対策と経済再生策の両立です。そして、成長と分配の好循環を、幅広い人に所得水準、給与水準を、保障するという、そういう政策を約束されました。しかしながら、今回の公務員の給与を引き下げるというものが、その言葉のそういう約束をされた早々にそれをしなければならないのか。  皆さんおっしゃるように、日本のパートの方、主婦の方の賃金がようやく、あるいは学生の、1,000円になったばかりです。そして、その1,000円というのは、アメリカとか先進国、特にG7とかそういうところでは最低ですし、相当に遅れを取っています。日本へ働きに来ても、まともな……。東南アジアの学生とか何かが来るわけです。コロナで今、来れない状況が続いているわけですけど。日本で稼いでも大した金にならない。だから、日本へ行くのをやめてアメリカへ行こう、あるいはヨーロッパへ働きに行こうと、そういう時代です。そういった中で、日本の経済は、製造業を中心に、あるいは介護を中心に、全然今、うまく回っていません。  そういう中で、まず公務員が、やっぱり恵まれていますけれども、その範となるべきところでもあるわけです。経済が幾らうまくいっても公務員の給料というのはそんなに上がらないし、うまくいかなくても下がらないという、そういうところはありますけれど、全体的に日本の経済が今立ち後れて賃金水準が低くなっている中で、何とかしなければいけないという矢先で何で下げるのだろうというのが私の意見です。  ですから、この幅広い人の所得、給与を増やす、あるいはアメリカ並みと言わなくても、相当な水準まで持っていかないと、日本の経済はますます立ち後れると思います。もちろん、景気の悪い、あしたの従業員の賃金が払われるかどうか分からないというような中小の企業の方にそういうことを求めるつもりはありませんけれど、全体でそういう政策を取らないと、日本の経済あるいは日本の社会は、ますます世界の中で埋没していくんだろうと、私はそういうふうに思います。  そういった観点から、私は、人事院勧告、そのことを全国のほとんどの、東京都や名古屋市、そういったところを除くところはそのとおりやってきたわけなんですが、もうそろそろそういうこととは全然違うところから、公務員の賃金であったりそういうものを。  もう一つの観点で言えば、最初に言いました、国の縛りを受けて、相当に豊かな地方自治体でもほんの少し国の交付税や交付金を受け取るような仕組みを巧みにつくられています。こういうところで国に物を申さないと、日本の今後の社会というのはますます駄目になるんじゃないか、国の言いなりになるんじゃないか、そのように思うわけです。そして、給与水準を国民のできるだけ多くの人に広げると保障する、そういった社会をつくらないと。  ですから、デジタル化や脱炭素社会、これは私はプラットフォームだと思っています。いわゆる列車が通る一つの通り道にすぎない。通過点にすぎない。この国の一人一人が、分配の、もっと簡単な言葉で言いますと、今日の夕飯に困らない、あしたの御飯に困らない。もちろんウクライナのことは考えなくちゃいけないと思いますが、仕事に困らないような日本社会をつくるためにも、私は、この今回の引下げというものは非常にまずいものであるという観点から反対をいたします。  もう一度、きちっと申し上げます。議案第17号 桑名市職員給与条例等の一部改正について並びに議案第47号 桑名市職員等の期末手当の特例に関する条例の制定について、国が求める成長戦略という基本方針に反するものであるため、この二つを反対いたします。  残りのいろんな議案の中にもあるんですが、それを反対していると肝腎の政策のほうにも滞りが生じますので、私はその影響のないこの二つに絞って反対をいたします。  以上でございます。御清聴ありがとうございました。 13: 議長辻内裕也)  次に、通告により24番 南澤幸美議員。 14: 24番(南澤幸美)(登壇)  会派「絆」の南澤幸美です。通告に従いまして、議案第3号 令和4年度桑名市一般会計予算につきまして、賛成の立場から討論を行います。  さて、三重県全域にまん延防止等重点措置が解除されましたが、新型コロナウイルスの感染者数は緩やかな減少傾向ではありますものの、オミクロン株により感染力の高い変異株、BA.2が県内でも発見されているなどまだまだ予断の許さない状況が続いております。今年に入ってから、市内では、多くの小・中学校、幼稚園、保育園で学級閉鎖や休園の措置が取られるなど、子供たちの感染が増えたことで、子供のために仕事を休まなければならない家庭や濃厚接触者になり自宅療養を余儀なくされるなど、市民の皆さんの生活に大きな影響を及ぼしております。
     そのような中、桑名市では、医師会など医療関係機関と連携したワクチン接種体制や自宅療養者支援など迅速な対応が取られ、市民が不安に感じることのないように新型コロナウイルス感染症対策が行われております。これからも、引き続き市民の皆さんが安全・安心な暮らしが送れるように、状況に応じた柔軟な対応をお願いいたします。  それでは、令和4年度桑名市一般会計予算の中から、賛同いたします主な理由を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症対策関連予算につきましては、先ほども触れましたが、自宅療養者支援として、物資の配達や、自宅療養者が必要とする医療の提供確保のため訪問介護を行った事業者等を支援するといった、より現状に即した予算編成を評価いたします。  また、総合計画を推進する3本の柱、防災力の強化、スマート自治体への転換、安定した財政基盤の確立につきまして、まず、防災力の強化では、消防本部の高台移転の推進と、南海トラフ地震の発生時に津波から避難が困難な長島町伊曽島地区に一時的に避難できる津波避難誘導デッキ整備の予算が計上されております。必要な方には戸別受信機として防災ラジオを配付する予算は、家の中でも災害時や災害の予報などの情報をいち早く市民の皆さんに知らせることで、命や財産を守ることにつながります。  スマート自治体への転換に関しましては、県内で初めて、粗大ごみ収集オンライン申請推進事業費として、365日24時間、いつでもウェブから粗大ごみ収集の申込みとキャッシュレス決済が可能となり、市民の皆さんの利便性の向上が図られます。  次に、安定した財政基盤の確立につきましては、スマートインターチェンジ設置に向けてアクセス道路を整備することで、多度地区工業団地への企業誘致が促進され、定住人口、労働力人口の増加による安定した税収確保など、将来的に継続した財政収入が見込まれるものと評価いたします。  さらに、県内で初めての、若年性認知症支援事業費では、若年性認知症の方、家族の方に対する相談、助言など、地域の介護サービス事業と連携し支援する体制を充実させることで、皆さんの不安や負担の軽減につながるものと思います。誰一人取り残さないまちへの様々な事業は、市長の強い意思が感じられる事業であり、評価いたします。  市長は、就任以来、財政健全化に尽力され、着実に遂行された結果、市の予算規模を縮小することなく財政状況を改善されてまいりました。職員も、一人一人が既存の予算編成を見直し、アイデアを出し、工夫し、中期的な視点を持った経費の削減、歳入の増収につなげる改革意識を持って業務に取り組まれております。  以上、賛成いたします主な理由について数点申し上げましたが、令和4年度一般会計当初予算は、前年度から6.5億円、1.2%の増額となっております。これは、本市の将来を見据えた施策の実施に必要な経費として適正に編成されたものと捉えております。  繰り返しになりますが、3回目のワクチン接種や若年層のワクチン接種が進められておりますが、まだまだ終わりの見えないコロナ禍に不安を募らせながら日常生活を送っています。経済対策も含め、あらゆる場面を想定した臨機応変な財政対応を講じられることをお願いいたしまして、議案第3号 令和4年度桑名市一般会計予算の賛成討論といたします。何とぞ皆さんの御賛同をよろしくお願いします。 15: 議長辻内裕也)  次に、通告により6番 多屋真美議員。 16: 6番(多屋真美)(登壇)  日本共産党桑名市議団、多屋真美です。出されました議案に対して会派を代表して、議案第3号から47号のうち21議案に対し反対の立場で意見を述べさせていただきます。また、請願2件に対し賛成討論をさせていただきます。  議案第3号 令和4年度桑名市一般会計予算に多く盛り込まれていますスマート自治体推進事業費、小中一貫推進事業費、スマートインターチェンジ推進事業費などに同意できないため、反対いたします。  各所管としては、総務安全部門においては、スマート自治体推進事業費、行政情報化事業費、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費は、全てを否定するものではありませんが、情報管理において危険性を大きく含み、また、行政、自治体の在り方を大きく変え、自治体職員の削減、行政サービスの削減につながること、社会保障・税番号システム事業費、証明書コンビニ交付サービス事業費、個人番号カード交付事業費等、個人情報管理に問題があり、同意できません。PFI事業費、財政管理事務費などにより官民連携、公共施設マネジメントが進められ、市民サービスの削減になること、同和事業関連予算が市民負担で行われていること、働き方改革事業費においては、非正規雇用を進め処遇改善とならないこと、消防庁舎等再編整備推進事業費については、公共施設と併設する公共施設マネジメントに対し同意できません。  教育福祉部門においては、多度地区小中一貫校推進事業が目指す9年間の小・中一貫教育や学校の規模を大きくすることが子供たちや地域にとって本当によいものなのか明らかになっていないまま計画が進められ、地域住民の方の納得が得られず、用地取得など問題を抱えたまま事業を進めようとしていることに同意できません。1年ごとにかかる不動産鑑定料など建設費用の想定額が不明確な部分も多いことも問題として指摘します。市内全体では学校施設の老朽化が明らかになっており、学校の教育環境の整備を優先すべきです。多世代共生型施設事業の民営化、学校給食の業務委託化、同和事業関連費、医療センターへの貸付けの経費にも同意できません。  都市経済部門においては、地域経済の活性化のためには、地元中小業者の支援策を講じることにあります。桑名駅西土地区画整理事業は、事業開始から長期間、多額の費用を投入していること、企業等誘致奨励金は企業優遇のため、スマートインターチェンジ推進事業費は企業誘致を目的とするため同意できません。桑名市みえ森と緑の県民税市町交付金基金については、県の森林対策施策の下、予算が確保されるべきです。森林環境譲与税基金など内容に問題があることを指摘します。  続いて、議案第4号 令和4年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算については、保険税率の改定に当たり保険料を上げることを前提としていること、加入者の負担増を強いること。  議案第5号 令和4年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算については、長きにわたり、令和3年度まで一般会計からの繰入れが続き、今年度に特別会計を終了させるという改善はあるものの、現在会計が終結していないこと。事業を終結させ、個別の返済計画を立てるなど会計の終了のために多くの課題が残されていることを指摘します。  議案第6号 令和4年度桑名市農業集落排水事業特別会計予算については、受益者負担であること、一般会計からの繰入れが続いていること、流域下水道への接続など事業自体を見直す余地があることを指摘します。  議案第7号 令和4年度桑名市介護保険事業特別会計予算については、認定に対してサービス提供が減り、利用者は保険料が上がっても十分なサービスが受けられていない状態であること、医療と介護の連携など課題があることを指摘します。  議案第8号 令和4年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計予算については、年齢により区分があることに対し問題があると当初から指摘しております。年収200万円以上の75歳以上の加入者は医療費が倍になり、ますます負担増となること。  議案第9号 令和4年度桑名市地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付事業特別会計予算については、市が独立行政法人化を進めたこと、独法への市の貸付けに課題があること、医療センターへの出資が返還される保証が明らかでないこと。  議案第10号 令和4年度桑名市水道事業会計予算については、受益者負担であること、現在使っていない高い長良川河口堰の水が会計の負担になっていることを指摘します。下水道事業会計への長期貸付金1億円を水道料金の値下げに使っていただくことを求めます。  議案第11号 令和4年度桑名市下水道事業会計予算については、水道事業会計からの長期借入れが続いていること、解消に向けて、事業地域の縮小や地域プラントの活用など解決すべき課題があるのではないでしょうか。  議案第13号 桑名市まちづくり拠点施設条例の一部改正については、これまで地域活動を支えてきた調理室をなくすべきではないこと、本来なら定期的な整備を行い、利用率の向上に努めるべきものではないでしょうか。  議案第17号 桑名市職員給与条例等の一部改正については、職員の処遇低下となること。  議案第21号 桑名市国民健康保険税条例の一部改正については、保険料の引上げ、加入者の負担増になること。  議案第30号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第15号)については、個人番号カード交付事業費、小・中一貫校推進、スマートインターチェンジ等に反対のため。  議案第39号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第16号)については、コロナ禍でケア労働者の処遇改善の見直しがされましたが、この処遇改善の対象が、私立の保育士、幼稚園教諭、公立保育所でクラス担任を持つ会計年度任用職員の保育士のみであり、公立の保育士は対象外であること。  議案第40号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第1号)、議案第41号 令和4年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第42号 令和4年度桑名市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第43号 令和4年度桑名市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第44号 令和4年度桑名市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第45号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)、議案第47号 桑名市職員等の期末手当の特例に関する条例の制定については、コロナ禍で職員は激務となっていること、そして、専門的な知識の向上がますます求められている状況の中、一般職の処遇の低下となることに反対します。  以上を反対理由として反対いたします。  続きまして、請願2件に対して賛成討論をいたします。  請願第1号 桑名市国民健康保険税の令和4年度からの大幅値上げの中止を求める請願書については、コロナ禍の中、加入者の多くが高齢者、低所得者である国民健康保険料の大幅値上げは、医療にかかれない、暮らしていけないと、加入者の負担が大きく暮らしを圧迫するものです。短期間で620筆の署名も集まっています。市民の健康と暮らしを保障するために皆様の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  続いて、請願第2号 母子保健の一環として、妊婦の口腔の健康を維持するため、桑名市の事業として妊婦歯科健康診査を実施するよう求める請願書については、議会初日でも御紹介させていただきましたように、請願の妊産婦の歯科健康診査が、三重県内29自治体のうち実施されている自治体が22自治体、実施されていない自治体が7自治体です。母子ともに健康な体で産み育つために、妊娠中の歯科検診は不可欠です。ぜひ皆様の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして、反対討論と賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。 17: 議長辻内裕也)  次に、通告により26番 伊藤研司議員。 18: 26番(伊藤研司)(登壇)  無会派の伊藤研司です。請願第1号 桑名市国民健康保険税の令和4年度からの大幅値上げの中止を求める請願書に反対討論をいたします。理由は、健康保険税制度の、国保の、いわゆる保険制度の維持のためであります。実は、私自身も、1円でも支払う金額は少ないほうがいいという思いの人間であります。  まず初めに、いつものように、じゃ、どうしたらいいかということで、私自身も、5、6年前から、多度の多度大社の前の、これです。そこをいろいろな方にお世話いただきながら、セイタカアワダチソウ、かなり広いところなんですけれども、これが2019年10月15日の写真であります。いかにしたら、いわゆる保険を、元気老人を多くするか、そのことにかかっているんじゃないかなということを5、6年前から真剣に考えていまして、自分なりに、障がい者支援事業所と連携する意味でやってきました。実は、後で申しますが、私の連れ合いが天国に行ってしまう病気になってしまいましたので、この1年間、全く手つかずの状態になってしまって、私自身もちょっとしょんぼりとしている状態です。  どうしてかというと、これは前の本議会でもお見せしたんですが、2050年では日本の人口が9,500万人になってしまうんじゃないか、という統計資料です。国土審議会が出しているあれです。その頃には、生産労働人口1人に対して、高齢者、プラス、いわゆる若年層、16歳までの方を1対1で維持しなきゃいけないという時代が、もうあと30年もたつかたたないかのうちに来てしまうということなんですね。桑名市も、実は人口が減り始めました。市役所の玄関のところにいつも置いてある数字を私は気にしているんですが、今月から14万人を切ってしまいました。そういう状態に桑名市を含む日本の状態があるということです。それだけちょっと知っていただきたく説明させていただきました。  実は、先ほども言いましたが、私自身、連れ合いが胆のうがんで天国に旅立ってしまうまで、病魔から助かるために、考えられる医療機関に世話になり、国民皆保険制度のありがたみを肌で感じ、また、団塊の世代が後期高齢者という世代を迎えようとしている現在において、国民保険制度、いわゆる国民皆保険制度をいかにしていったら今後も維持していくことができるかという観点からの発言であります。  先ほども申し上げましたが、私ができることや、私はこういうことをやってきました。ここで、いわゆる第1次産業ならば高齢者の人も参加できるんじゃないかなということで、私自身やってきましたが、今、家庭が大変な状態になっておりまして、それを今できるかどうか、ちょっと瀬戸際の状態であります。  まず第1に、国民皆保険制度は、医療保険制度の問題と並行して考えていかなきゃいけないということが第1です。2番目として、税金負担分を増やせば、国民皆保険制度が次世代を担う孫子の代にまで永続することができるのか、ということを議論していきます。  現状を述べます。2022年1月末現在、桑名市においての国保の加入者は1万5,887世帯、2万4,461人です。次に、2021年、令和3年度の国民会計総額は、いわゆる国民保険の会計の総額は約128億円であります。そのうち約5億3,000万円の赤字で、一般会計、すなわちこれ、市民、国民からの税金から4億5,000万円、そしてまた、貯金で、貯金もこれ、税金なんですが、8,000万円入れている現実があります。保険制度の国民皆保険制度が、約128億円のうち、赤字分の約5億3,000万円が税金で賄われているという現実があります。実は、私自身、うちの連れ合いと病院に行って、先生方も、本当に国民皆保険を何とか維持していかなきゃいけないということを強く私とも議論したことがあります。  市として、国民皆保険制度は、75歳、後期高齢者になると払わなくて済む。しかし、後期高齢者は、御存じのように、医療保険制度になります。次に、現在72歳から75歳までの団塊世代の関係で、国民保険制度加入者は今後減少いたします。しかし、後期高齢者の著しい増加が見込まれますので、医療保険制度の全体を見越した対策が急務とされます。そしてまた、問題なのは、後期高齢者の人たちの医療保険の約6割を60歳以下の人たちが持たなきゃいけないという現実もあるんです。  それでは、国民保険のそのお金を少しでも安くし、子、孫の世代に負担をかけないようにするためにはどうしたらよいか、ということを私自身、考えてきましたし、お医者様とも議論したことがあります。  漫才や落語で次のような話を聞いたことがあります。病院やクリニックの中での話で、最近、Aさんの顔を見たことがないが、どこか悪いのかという話をよく落語、漫才の話で例えられます。人恋しさの気持ちで病院、クリニックが会話の場になっているとの笑い話であります。クリニック、病院が会話の場になっている現状を少しでも少なくするために、施策として、私は、地域住民の交流の場、まちづくり拠点施設のその活用の発想も一つのアイデアだと思っております。これは城南なんかでは本当にそれが見受けられますし、実は私の連れ合いも、いろいろな体操とかそういうことをいろいろな地域でお世話になってきました。  そして、2番目に、国民保険制度の金額を増加させないための案とすると、いわゆる医療費を抑制することが大事です。しかし、市民、国民の方々にクリニック、病院に行く回数を減らしてということは、絶対というか、なかなかできないことであります。それではどうするかということであります。  厚生労働省令和2年簡易生命表の概要によりますと、平均寿命は男性が約82歳です。女性が約88歳です。健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間とされている。それは、2019年時点では、男性が約72歳、女性が約75歳です。男性は健康寿命と平均寿命の間に10年の差があります。女性は13年の差があります。それをいかに縮めるか。これは我々議員の役割でもありますし、当局の役割でもありますし、市民の方々一人一人が考えていただく。そうすることが、いわゆる健康な、幸せな人生を送ることができる一つの要素だと思っております。ですから、いかにしたら健康寿命を平均寿命に近づけることができるか、ということが必要になってきます。私は、このことによって医療費、介護費の削減を図ることができると現在考えています。  それで、非常に言葉が、これが適切かどうか分かりませんが、ぴんころという言葉がよく聞かれます。これまで私、三十数年前から、赤須賀の方々、漁師の方々に交流があります。そしてまた、20年ぐらい前から、農業をされている方とも交流があります。そしてまた、これはテレビの話なんですが、私は、BSの「小さな村の物語 イタリア」というのが好きで、これをよく、始終見るんですが、じゃ、どうして日本より貧しい国のイタリアが、何であれだけ高齢者の方々が生き生きされているのか、ということを「小さな村の物語 イタリア」で見ます。それは、私は、赤須賀から実はヒントを得ました。赤須賀の漁師から。私は、どうしてあなた、年を取っても漁に出るんですかと聞いたら、いや、これは孫に小遣いをやるためにも稼いでいるんだ。それも一つの理由なんだよと言われたことがあります。やっぱり、そこで、いわゆる働くということ、そのことが私は非常に重要なんだと思っております。  これは農業の方にも私は聞いたことがあります。自分が作った野菜なんかを売りに行って、それを孫に小遣いをやるんだと、それが自分の一番楽しみなんだ。いわゆるそうすることが健康寿命と平均寿命が縮まる一つの、一番近道じゃないかなと私は思っております。  そして、微力ではありますが、私自身も、障がい者支援事業所と連携しながら、多度の地で第1次産業、すなわち、イノシシ、猿の被害に遭わなくて作物の栽培をすることで健康寿命を延ばすことができるのではと考え、多度で担い手不足になった農地を借りて、まず、ミカンの栽培をこの7、8年前からやってきました。さらにまた、先ほどお見せしましたように、多度の大社前で、かなり広い土地なんですが、セイタカアワダチソウがいっぱいなんですが、それをいろいろな方にもお世話いただきながら刈るという作業、これは自分にとっても、体を動かしますから非常に健康になるということ。そういうことが、いわゆる農業やそういうことで健康寿命を延ばす、そうした実践をしています。  また、話はちょっと余分になるかも分かりませんが、日本では、実は、私の学生時代の友達がヨーロッパに行っていますので、そのときの話で、日本は風邪を引いたといってすぐにクリニックに行って薬を処方してもらえるが、実は、ドイツのクリニックでは、その人が言うには、風邪を引いたんじゃないかとクリニックに行ったら、あなたは休養していなさいということで、薬はくれないそうです。処方がないそうです。そういうクリニックも私はあると聞きました。私は、そういうことによって医療費の抑制も図ることができるんじゃないかと思っております。  そして、私は、税金を際限なく出すということには反対であります。桑名市議会議員の一人として、私も桑名市の財政を見てまいりましたが、この十数年、10年間、無駄な税金の使い道は、私が知る限り本当にないと思っております。しかし、これ以上税負担が増えると、国民皆保険制度自体の維持が私は心配される。ですから、先ほども申し上げましたが、私自身は、個人としても、国保をいかにしたらこれ以上増加させないか。先ほども言いましたように、私自身も含めて実践しております。また、当局には、今後とも国保制度の維持のために、できる限りの施策をやってほしいと。私自身も、健康寿命、平均寿命をいかに縮めるか。私自身も、一議員として、微力ではありますがそのような活動を行っていく予定であります。  そういう意味からして、請願第1号 桑名市国民健康保険税の令和4年度からの大幅値上げの中止を求める請願書には、私自身は、いわゆる健康保険制度維持のために反対とさせていただきます。  どうも御清聴ありがとうございました。 19: 議長辻内裕也)  次に、通告により21番 伊藤惠一議員。 20: 21番(伊藤惠一)(登壇)  皆様、改めまして、こんにちは。今定例会上程の24議案に対し、修正等がなされねば同意できない理由を、通告にのっとり、議案名の一部を省略しつつ申し述べます。  まず、議案第3号2022年度桑名市一般会計予算中、自衛隊関連予算であります。  去る3月10日、岸田文雄政府は、自衛隊を使い、紛争当事国の一方に防弾チョッキ等の物資を提供。これは紛争の他国から見れば兵たん、すなわち、日本国による紛争あるいは戦争への直接的な参戦であります。また、去る3月4日、桑名市議会議長、市長の連名で、他国の大統領に宛てた抗議文、これは、他国への挑発とみなされるおそれがあり、まず、当事国を追い込んだアメリカ及び核武装に言及した安倍晋三元首相に対し抗議をすべきで順番が違うと申入れましたが、議会の全会一致でない当該行為により、日本があるいは桑名市が核弾頭の標的にされたら、これらの方々は一体どのように責任をお取りになるつもりなのでしょうか。このように自衛隊を使うのではなく、いまだ戦争状態にある国々と平和友好条約を直ちに締結することが岸田政権の第一義的な使命ではないのですか。もしそのような能力がないのであれば、野党第1党に直ちに政権を渡すべきであります。  次に、北勢線に対し約1.64億円の補助金が計上されていますが、いまだ自主運行をしない三岐鉄道株式会社に対し、議案第28号の財産の無償貸付けではなく、少なくとも同額での貸付けとすべきであります。  続いて、日本のみならず世界中から笑われているごみ政策に関する予算。昨年12月に御紹介した読売新聞による調査、プラスチック製品を分別回収している自治体と広域組合は、全国867団体中僅か3%の29団体で、早急にごみの全体計画の見直しに着手すべきときで、議案第19号のゼロカーボン基金条例はその後の話であります。  4点目は、花火大会予算に関し、全てを有料席にするといいますが、一体何を考えていらっしゃるのでしょうか。予算が足らなければ、増額なり、予算規模に見合った大会にして全て抽せん等の無料席にすべきで、2年分の予算も余っているではありませんか。へこへこぺこぺこしなければならない企業協賛金はやめて、個人の寄附に限るべきでもあります。  また、同様に5点目は、前澤何とかという、個人か企業のPRのふるさと納税も不要であります。  6点目は、去る1月19日に、一見か七味か存じませんが、三重県知事が、ワクチンシャワーのようにワクチンを打っていく必要があるとのたまった。実におぞましい。既に8本足の鶏が日本国産として流通し、人口削減のためとの趣旨をビル・ゲイツや菅義偉前首相が公言している遺伝子組換え子宮頸がんワクチンと、同人体実験(治験)中の新型コロナワクチンに関する一切の予算であります。  7点目は、小・中学生や市民のためではない小・中一貫教育校や、PFI事業により削減された自治体予算や、企業の利益、利潤のための事業予算、そして、その不足分をネーミングライツ等で市民の共有財産を僅かなはした金で埋め合わせ、それらの浮かせた予算で、兵たんによる参戦、敵基地攻撃能力、また、核兵器保有のための予算に岸田政権は使いたいのでありましょう。すなわち、資産経営、公民連携、首長会議、監査役、幹事に関連する一切の予算等々であります。その他省略いたします。  議案第4号並びに第21号の国民健康保険税に関しては、昨年12月の定例会で指摘したように、値上げ分、約4.5億円を賄える対象市民の所得の増額分は約22.7億円。しかしながら、実態は、2018年から19年は約8.8億円の減収、19年から20年は約4億円の減収で、増税ではなく、逆に減税すべきであります。  議案第6号、第10号及び第11号の2022年度農業集落排水、上下水道予算には消費税が含まれていますが、利益、利潤を生み出すためではないこれらの事業において消費税を課し、なおかつ、公共は企業ではないのに、なぜ企業会計化を図るのか。市民からお預かりした血税を市民の皆様のために使わない岸田政権の陰謀であります。また、水道料金の値上げは断じて容認できません。  議案第7号2022年度介護保険事業予算に関しては、会計年度任用職員化で、これは人事院勧告に関する議案第15号、第17号、第40号から第47号までと同じ問題であります。すなわち、公務員等からストライキ権を取り上げたり、不利益不遡及に反する判決を出したレベルの低い大阪高等裁判所の判決に従ったり、かつ大独占企業・資本には何百兆円も奉仕し、労働者には分配せず、その結果、平均賃金が下がる政策を取る岸田政権に迎合する人事院はもはや不要で、公務員にストライキ権を即時返還すべきであります。なお、当該議案を上程した市長から部長職に至る減額は除きます。  議案第8号2022年度後期高齢者予算はうば捨て予算。  第9号2022年度総合医療センター予算については、先般指摘したように、PCR検査の増幅回数を40から45回とし、偽陽性者を乱発しているという、公立と呼ぶに値しない病院であります。  議案第12号桑名市組織条例の一部改正については、市長直属への部局の配置は控えなければならないこと。昨日まで黒と言っていたことが、新しい市長に変わった途端、今日から白となってはならず、執行機関は市長の私物ではないのであります。  議案第29号の市道の認定については、当該道路は地元の生活道路であります。以前にも住吉町地内において、地元市民の抜け道、生活・防災避難道路をなくしたではありませんか。これは1町内の同意があるからよいというものではなく、小学校区単位の全会一致の同意が必要、あるいは代替道路が必要な議案であります。  最後に、議案第30号2021年度一般会計補正予算(第15号)に関しては、これまで申し上げてきたとおり、スマートインターチェンジ、小・中一貫教育校予算及び企業版ふるさと応援寄附金は、34メートルの風が吹けば飛ぶような多度山頂公園トイレは危険極まりなく、かつ企業との癒着が生まれるおそれのある予算であります。 21: 議長辻内裕也)  以上で討論を終結いたします。  ただいま討論がありましたので、議案を分割して採決いたします。  まず、議案第3号 令和4年度桑名市一般会計予算、議案第4号 令和4年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算、議案第6号 令和4年度桑名市農業集落排水事業特別会計予算ないし議案第11号 令和4年度桑名市下水道事業会計予算、議案第21号 桑名市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第30号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第15号)及び議案第40号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第1号)ないし議案第45号 令和4年度桑名市下水道事業会計補正予算(第1号)の16議案を一括して、起立により採決をいたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  確認いたしますので、しばらくそのままでお待ちください。  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第5号 令和4年度桑名市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、議案第13号 桑名市まちづくり拠点施設条例の一部改正について及び議案第39号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第16号)の3議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  確認いたしますので、しばらくそのままでお待ちください。  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、議案第12号 桑名市組織条例等の一部改正について、議案第15号 桑名市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、議案第19号 桑名市ゼロカーボン基金条例の制定について、議案第28号 財産の無償貸付けについて、議案第29号 市道の変更について及び議案第46号 桑名市議会議員の期末手当の特例に関する条例の制定についての6議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  確認いたしますので、しばらくそのままでお待ちください。  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。
     次に、議案第17号 桑名市職員給与条例等の一部改正について及び議案第47号 桑名市職員等の期末手当の特例に関する条例の制定についての2議案を一括して起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  確認いたしますので、しばらくそのままでお待ちください。  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。  次に、請願第1号 桑名市国民健康保険税の令和4年度からの大幅値上げの中止を求める請願書につきましては、既に、議案第4号 令和4年度桑名市国民健康保険事業特別会計予算及び議案第21号 桑名市国民健康保険税条例の一部改正についてが可決されておりますので、本請願は不採択とされたものとみなします。  次に、請願第2号 母子保健の一環として、妊婦の口腔の健康を維持するため、桑名市の事業として妊婦歯科健康診査を実施するよう求める請願書を起立により採決いたします。  本件に対する委員長報告は趣旨採択であります。本件は委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  確認いたしますので、しばらくそのままでお待ちください。  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、請願第2号は趣旨採択とすることに決しました。  次に、議案第14号 桑名市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第16号 桑名市委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第18号 桑名市恩給条例及び桑名市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、議案第20号 桑名市子ども応援基金条例の制定について、議案第22号 桑名市学童保育所条例の一部改正についてないし議案第27号 桑名市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について及び議案第31号 令和3年度桑名市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)ないし議案第38号 令和3年度桑名市下水道事業会計補正予算(第3号)の18議案を一括して採決いたします。  本件に対する委員長報告は可決であります。本件を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり可決することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○閉会中の継続調査について 22: 議長辻内裕也)  次に、日程第4、閉会中の継続調査についてを議題といたします。  各常任委員長からは、所管事務の調査について、会議規則第102条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、それぞれ閉会中の継続調査の申出があります。  お諮りいたします。各常任委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第48号及び議案第49号 23: 議長辻内裕也)  次に、日程第5、議案第48号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第17号)及び議案第49号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第2号)の2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  伊藤市長。 24: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  ただいま上程となりました令和3年度及び令和4年度一般会計補正予算につきまして、御説明を申し上げます。  まず、議案第48号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第17号)につきましては、継続費の廃止並びに繰越明許費の設定について、お願いするものでございます。  それでは、継続費の廃止から御説明申し上げます。  今回廃止いたします多度地区小中一貫校建設事業のための継続費につきましては、本年1月26日開催の臨時会において、お認めをいただいたところではございますが、本事業に係る一部の用地について取得が難航しているため、残念ながら、令和3年度においては事業者選定のための公募にまで至ることができませんでした。そのため、今回、令和3年度設定の継続費を廃止させていただき、それに代わり、本事業については令和4年度においても継続して進めてまいりますことから、この後御説明いたします令和4年度補正予算において、改めて本事業の継続費について設定を行うものでございます。  次に、繰越明許費の設定について御説明申し上げます。  昨年12月から支給をいたしております子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、今回、国からの方針により、離婚等により本給付金を受け取ることができなかった養育者に対しましては、令和4年4月下旬までを申請の受付期限として、本給付金を支給するなど年度をまたいでの対応を行ってまいりますので、繰越しを行うものでございます。  次に、議案第49号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第2号)につきましては、衛生費の増額並びに継続費の設定についてお願いするものでございます。  それでは、衛生費の増額から御説明申し上げます。  新型コロナウイルスワクチンの5歳から11歳までの小児への接種につきましては、国の方針により、この3月から接種を実施しているところでございますが、医療機関においては、これまでの対象者と比較をして、子供やその保護者に対し、より丁寧な説明や問診が必要とされるほか、接種への介助、母子健康手帳への記録、相談など接種に要する時間や負担が増加している傾向にございます。そのため、今回、負担が増加傾向にある小児へのワクチン接種を実施している医療機関を支援するため、通常の接種費用に加え、これに上乗せする形で新たに支援金を支給してまいりますことから、そのための費用を計上いたしております。  なお、歳入につきましては全額国庫支出金で、今回の支援に要する費用は国の補助金を活用いたします。  次に、継続費の設定について御説明申し上げます。  先ほど、令和3年度補正予算のところで申し上げましたとおり、多度地区小中一貫校建設事業のための継続費について改めて設定するものでございます。  なお、継続費の内容でございますが、多度地区小・中一貫校建設における設計施工一括方式による建築・造成の設計、施工及び施工監理などに係る費用について、事業期間を令和4年度から令和7年度までの4年間として設定するものでございます。  よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 25: 議長辻内裕也)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより、上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  6番 多屋真美議員。 26: 6番(多屋真美)(登壇)  日本共産党桑名市議団、多屋真美です。会派を代表しまして、議案第49号に対し議案質疑をさせていただきます。  大項目1、議案第49号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、中項目(1)継続費(款)10教育費(項)1教育総務費 事業名 多度地区小中一貫校建設事業費についてお伺いいたします。  1)今後の予定について、3点お伺いいたします。  まず、土地取得の予定がずれ込んだための設計・施工費などの継続費の再設定ですが、用地取得をどのように進めていくのか、また、予定する用地の取得ができなかった場合、計画の見直しなどのお考えはあるのでしょうか。  2点目、当初、令和3年度にDB事業者を公募の予定が令和4年度以降にずれ込んだためですが、継続費の終了年度は、前回の設定前と変えずに令和7年度までとなっています。今の時点では公募がいつになるか分からない状態です。たとえ半年以内の遅れであっても設計や工事日程を急ぐべきではありません。設定期間の延長ということもあるのでしょうか。  3点目、この3月議会での代表質疑で質問しましたところ、今年度から校長、教職員で構成される教育指導部会を立ち上げ、子供たちの発達段階に配慮した設計を行うよう協議、検討を始めているとの御回答でした。協議されたことがしっかり反映した発注の内容になるのか、また、事業者から提案された設計に対し、きちんとチェック、精査ができるのか、その点でのお考えをお聞かせください。  以上について御答弁、よろしくお願いいたします。 27: 議長辻内裕也)  当局の答弁をお願いいたします。  教育長。 28: 教育長(水谷正雄)(登壇)  多屋真美議員の議案質疑、大項目の1、議案第49号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第2号)、(1)継続費(款)10教育費(項)1教育総務費 事業名 多度地区小中一貫校建設事業費についての1)今後の予定について御質問をいただいておりますので、御答弁を申し上げます。  まず、用地買収に関しましては、引き続き本事業の重要性を粘り強く御説明さしあげ、大切な土地を御提供いただけるよう誠心誠意交渉していくこと、これに尽きると思います。施設一体型小・中一貫校実現のための交渉でありますので、計画の見直しなどは考えておりません。  次に、公募の予定が令和4年度以降にずれ込んでも継続費の終了年度が変更されていないことに関しましては、デザインビルド方式による工期短縮や予算縮減効果を最大限発揮することで、少しでも早い新校舎の完成を目指しております。委員御指摘のような、無理な工事日程で施設の質が低下することになってはなりません。今定例会の代表質疑の際に御答弁をさせていただきました、小学生は多度中小学校、中学生は多度中学校の校舎を使用する施設分離型の小・中一貫校として開校し、新校舎が完成次第、施設一体型の小・中一貫校とする方法なども視野に入れ、柔軟に対応していきたいと考えております。  最後に、議員御指摘の施設設計への不安につきましては、様々な部会やワークショップなどの中で子供たちがスムーズに新しい学校生活を送れるように、例えば、子供たちの発達段階に応じて生活区域をゾーン分けするといったことなどについて協議検討を行ってきております。  まずは必要な用地の取得に努め、速やかな事業発注に向けて邁進していくこととなります。御理解賜りますようよろしく申し上げます。 29: 議長辻内裕也)  多屋議員。 30: 6番(多屋真美)  ありがとうございました。  用地の取得できなかった場合のお考えは今のところないということで、事業に邁進されるということが今回の御答弁でも分かりました。私の意見については、また討論の場で言わせていただきます。ありがとうございました。 31: 議長辻内裕也)  ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第48号及び議案第49号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第48号及び議案第49号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。  6番 多屋真美議員。 32: 6番(多屋真美)(登壇)  日本共産党桑名市議団、多屋真美です。会派を代表しまして、議案第49号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第2号)について反対討論をさせていただきます。  まず、今質問しました多度地区小中一貫校建設事業費について反対をいたします。  小・中一貫校建設に対し反対であること。土地買収など決まっていない中で予算を継続することに反対のため、この議案第49号に対して反対をさせていただきます。以上です。 33: 議長辻内裕也)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  これをもって討論を終結いたします。  ただいま討論がありましたので、議案を分割して採決いたします。  まず、議案第48号 令和3年度桑名市一般会計補正予算(第17号)を採決いたします。  お諮りいたします。議案第48号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第49号 令和4年度桑名市一般会計補正予算(第2号)を起立により採決いたします。  お諮りいたします。議案第49号は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  確認いたしますので、しばらくそのままでお待ちください。
     ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第49号は原案のとおり可決することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○議案第50号 34: 議長辻内裕也)  次に、日程第6、議案第50号 教育長の任命につき同意を求めるについてを議題といたします。  これより、市長から提案理由の説明を求めます。  伊藤市長。 35: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  ただいま上程となりました議案第50号 教育長の任命につき同意を求めるについて、御説明申し上げます。本市教育長として御尽力をいただいております水谷正雄氏には、3月31日をもって辞職したい旨の申出がございました。つきましては、その後任として、加藤眞毅氏を任命いたしたいと存じます。  加藤眞毅氏におかれましては、昭和60年に桑名市役所に入庁され、議会事務局次長、議会事務局長などを歴任され、現在は、統括監兼市長公室長兼桑名市教育委員会統括監として市政運営を担ってこられました。行政各般に精通されるとともに、品行方正にして清廉潔白で、教育行政に関しましても識見を有しておられますことから、本市教育長として最適任者であると存じます。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。  なお、御退任になられます水谷正雄氏には、長年にわたる御功績に対しまして深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。 36: 議長辻内裕也)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより、上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  19番 市野善隆議員。 37: 19番(市野善隆)(登壇)  19番議員、市野善隆です。自己の考えに基づき、自己の責任において発言をします。  冒頭に質問4点ありますが、それの説明を含めてちょっと所見を述べたいと思います。  学校教育あるいは社会教育、スポーツ、それぞれ地域コミュニティーと非常に密接に関係をするものです。現水谷教育長におかれましては、思えば、特にこの1年間、多度地区小中一貫校整備事業で非常に地域と強い結びつき、あるいは自らが出向いて話合いをする、そういったことをされたと認識をしております。また、その前の、副市長時代は、地域創造プロジェクト(案)、29自治会連合会の会場を回られまして、29地区にまちづくり協議会結成を目指すという、非常に重要なプロジェクトを任されました。私はその説明会に半分ほど出席をしましたが、まず冒頭30分ぐらいは厳しい意見が続き、そして、場合によっては、約2時間の会議、あるいは本当に紛糾をしたと、そういった会場も見させてもらいました。行政と地域コミュニティーがいかに結びつくか。そんなことを感じられた時間であったのではないかと思います。自ら職を辞されたいということですので、そのように理解をさせていただきます。  次に、今回、教育長の任命につき同意を求める議案第50号に関して、事前に教育への思いを御本人さんから、書面で、A4で1枚で頂いております。これでは、多度地区小中一貫校整備事業及び義務教育9年間の学びの連続の、この2点を中心とした教育への思いでありました。これを主軸として教育行政全般について4点質問します。  まず1点目。小・中学校義務教育9年間の学びの連続を示されています。一方、近年では、義務教育前の3年間、保育現場となる幼稚園、認定こども園、保育所を含めた学びの連続、さらには、乳児期も含める考え方も必要であると認識をしています。とりわけ今議会、本会議の質問において、私が質問いたしましたが、特別な支援を必要とする公立幼稚園児は、令和4年度、この4月から、2年保育の公立の7園で、在籍園児252名中58名の23%、4人に1人が支援が必要とされ、最も多い公立幼稚園では14名中7名の園児、2人に1人が支援が必要、とした答弁がされています。この状況下、学びの連続などを含め、御本人の自らの経験などを含め、特別支援保育・教育に関してどのような考えをお持ちか、聞かれてみえるようでしたらお聞かせください。  次に2点目。教育委員会の職務権限が、現在では学校教育に特化された認識をお持ちの方もお見えです。これは桑名市教育に関する事務の職務権限に関する条例で、スポーツ・文化部門は市長部局で執行され、社会教育部門は桑名市教育委員会の権限に関する事務の補助執行に関する規則において執行されることによるものです。一方、市指定文化財の認定に際しては、市教育委員会で構成する教育委員会で審議を要するなど、社会教育、スポーツ・文化部門は、市長部局において執行あるいは補助執行されていても、市教委側でも一定の協議、報告なども必要とされています。この3分野に関して、任命しようとする御本人は、自らの経験などからどのような考えをお持ちなのか。  3点目。多度地区小中一貫校整備事業について、現水谷教育長は、1月26日開催の臨時議会での質問に対する聞き取りで確認し、平日のみならず、土日、場合により昼夜も問わず訪問された、あるいは話をされた、協議をされたと理解していますが、関係者との協議、関係会議への出席により住民と直接対話され、ひいては関係者との人間関係の構築に努められたと理解をしています。今議案で任命されようとする御本人は、平成31年4月当時、市長部局でその事務を取り扱う統括監兼市長公室長として、基本計画構想などの立案等の事務執行責任者として対応されていました。その当時も、私は可能な限りその会議を傍聴していましたが、失礼ながら、御本人が地域住民と直接対話をされていた記憶はありません。説明会に傍聴者として参加され、あるいは責任者が答弁するべきではないのか。責任者の参加がないと会場から厳しい指摘の声があったことも記憶をしています。教育長交代により、関係地権者を含め関係者との関係もリセットされることになります。これの影響も含め、御本人はどのような考えをお持ちなのかお聞かせください。  次に、質問の4点目。多度地区小中一貫校整備事業について、将来的には理解される、あるいは次世代への責任に対する措置を理由としても、行政の公権力を発動する強制収用は、人権教育の学びの場となる学校整備には、とりわけ適さないとするのが基本と認識をしています。これに対し御本人はどのような考えをお持ちか、どのような対応をされるのか。  以上4点、答弁を求めます。 38: 議長辻内裕也)  それでは、答弁をお願いいたします。  伊藤市長。 39: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  それでは、ただいま頂戴した御質問について、私のほうから御答弁を申し上げたいというふうに思います。  本市教育長として御尽力をいただいております水谷正雄氏には、3月31日をもって辞職したい旨の申出がございました。つきましては、その後任として、加藤眞毅氏を任命いたしたいと存じます。  加藤眞毅氏におかれましては、昭和60年に桑名市役所に入庁され、議会事務局次長、議会事務局長などを歴任され、現在は、統括監兼市長公室長兼桑名市教育委員会統括監として市政運営を担ってこられました。行政各般に精通されるとともに、品行方正にして清廉潔白で、教育行政に関しましても識見を有しておられますことから、本市教育長として最適任者であると存じます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。 40: 議長辻内裕也)  市野議員。 41: 19番(市野善隆)  もうこれで結構でございます。 42: 議長辻内裕也)  ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第50号は、議会運営委員会の御承認を得ておりますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、議案第50号は委員会の付託を省略することに決しました。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。  19番 市野善隆議員。 43: 19番(市野善隆)(登壇)  議案第50号 教育長の任命につき同意を求めるについてに関しまして、反対の立場で発言します。  市長から、同じ2回、説明がされました。当然のことながら、教育委員会全般に関しては、学校教育のみならず、社会教育、スポーツ・文化事業にも影響を与えるものであります。また、とりわけ私の記憶では、平成31年の4月の意外と早い段階で会場に、直接対話をされるのかと思いましたら、一般傍聴者で来ていらっしゃって会場から厳しい叱責を受ける、そんな一場面を多度小・中一貫の地元説明会で拝見をいたしました。ほか、4点の質問に対して、十分な答弁をいただいておりませんので、この議案に関しては反対をいたします。以上です。 44: 議長辻内裕也)  ほかに討論はありませんか。  23番 石田正子議員、どうぞ。 45: 23番(石田正子)(登壇)  日本共産党の石田正子でございます。桑名市議団を代表いたしまして、今上程されました議案50号教育長の任命に同意を求める議案に対して反対の立場で討論をさせていただきます。  今回、教育長が辞任されるということで、副市長もされたりしながらいろんなことで市政に関わっていただき、次に替わるということなので、ちょっと寂しい思いをしております。今度任命をしようとしている方について論議をするわけですけれども、いろいろな経緯からいっても市政の中で大きな動きを取ってこられた方だというふうに思っています。教育長をされるに対しては不足があるわけではありませんけれども、今の提案の説明を聞いていても、あまりよく分かり切らないような説明に終わったような気がします。  何を問題にするかというと、いろいろ思いもつづっていただいたのを見せていただいたわけですけれども、それからしても、今、桑名市が教育の中で一番重点項目、眼目を置いているところでは、小・中一貫教育をどうするかということに尽きるのかなという感じなんですけれども、そこを中心に触れられていて、どうしても中心課題に強調されたということは分かりますけれども、教育はそれだけではないし、本当に多岐にわたって教育をどう捉えていくかというのは大きな視野が必要だというふうに思います。視野がないといって否定するわけではありませんけれども、視野はもっと広い方だと思っておりますけれども、今、そういうふうな形で思いを紹介されたにしても、私たちが、それならというふうに思いを受け止めるというのにはちょっと不足している感じが、正直申し上げてあります。  そういう意味では、本当に今、教育の課題は大変大きいわけで、それを担っていくことは大変なことだというふうに思っていますが、教育の分野からしても、就学前から、そして、生涯教育をどう受け止めていくかと、長きにわたって人の学びとか人の活動をどう支えていくかというのは教育の大事なことだというふうに思います。今は多度地区においての小・中一貫教育を重視しているわけですけれども、いま一度その問題に対しては、地域の賛同もなかなか取れないところもあったり、理解し難い、そんなところも課題としては残っております。その辺では、もっと、今、踏みとどまって考えるべきところもあるのではないかというふうに思っています。教育の本当の重みを考えて、そして、人の生きるすべを本当に保障していくための大事な教育を支えていくために、もう少し中身を紹介していただきたかったなというふうに思っています。  その点で、もう少し重点に置きたいところを私たちは伺いたいというふうに思ったんですが、そこが聞けなくて残念な思いを少ししております。そういう意味では、今回の提案に対して同意を求めるということに対しては、同意し難しということで反対をさせていただきます。以上です。 46: 議長辻内裕也)  ほかに討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  これをもって討論を終結いたします。  お諮りいたします。議案第50号 教育長の任命につき同意を求めるについては、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立)  確認いたしますので、しばらくそのままでお待ちください。  ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第50号は、これに同意することに決しました。  加藤眞毅氏に申し上げます。ただいま、議会はあなたを教育長に任命することに同意いたしました。御挨拶があればお伺いいたします。 47: 統括監兼市長公室長兼桑名市教育委員会統括監(加藤眞毅)  議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。先ほど、教育長の任命につきまして皆様の御同意をいただき、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。  私といたしましては、この重責に身の引き締まる思いでございます。水谷教育長の残余の任期を引継ぎ、しっかりと職務、職責を果たしてまいりたいと考えております。引き続き、議員の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  本日はどうもありがとうございました。    ───────────────────────────────────────  ○委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号 48: 議長辻内裕也)  次に、日程第7、委員会提出議案第1号 桑名市議会委員会条例の一部改正について及び委員会提出議案第2号 桑名市議会会議規則の一部改正についての2議案を一括議題といたします。  これより、委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号の提案理由の説明を求めます。  22番 渡邉清司議員。 49: 22番(渡邉清司)(登壇)  改めまして、こんにちは。議長のお許しをいただきましたので、ただいま議題となりました委員会提出議案第1号 桑名市議会委員会条例の一部改正について及び委員会提出議案第2号 桑名市議会会議規則の一部改正についての2議案につきまして、委員会を代表いたしまして提案理由の説明をさせていただきます。  まず、委員会提出議案第1号につきましては、災害の発生、感染症の蔓延防止措置等のほか、育児、介護等のやむを得ない事由により委員会を開会する場所への委員等の参集が困難な場合においても、オンライン会議システムを活用することにより委員会を開会することができるよう、所要の改正を行うものでございます。  次に、委員会提出議案第2号につきましては、委員会提出議案第1号による委員会条例の一部改正により、オンライン会議システムを活用した委員会を開いたときの会議の運営等に関し、必要な事項を定めるため、所要の改正を行うものであります。  以上、提出議案の提案理由といたします。議員の皆様の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。 50: 議長辻内裕也)  以上をもって、提案理由の説明は終了いたしました。  これより、上程議案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号は、議会運営委員会において御了承を得ておりますので、会議規則第37条第2項の規定により、委員会に付託をいたしません。  これより、討論に入ります。  討論はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより、委員会提出議案第1号 桑名市議会委員会条例の一部改正について及び委員会提出議案第2号 桑名市議会会議規則の一部改正についての2議案を一括して採決いたします。  お諮りいたします。委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、委員会提出議案第1号及び委員会提出議案第2号は、原案のとおり可決することに決しました。
     お諮りいたします。今期定例会において議決されました議案中、条項、字句、数字そのほか整理を要するものについては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、そのほかの整理は議長に委任することに決しました。    ───────────────────────────────────────  ○閉会の宣告 51: 議長辻内裕也)  以上をもって、本定例会の日程は全て終了いたしました。会議を閉じます。  この際、水谷教育長から発言を求められておりますので、これを許します。  水谷教育長。 52: 教育長(水谷正雄)(登壇)  議長のお許しをいただきましたので、御挨拶を申し上げます。  ちょうど1年前のこの日、議員の皆さん全員の賛成でお認めをいただいたにもかかわらず、結果を残せず、このような形で職を辞することとなり、誠に申し訳ございません。  令和3年度はとても大切な1年になるとの認識で努めてまいりましたけれども、成果を上げることができず、退くことは必然であると受け止めております。一方、多くの教職員の皆さんが、将来を担う子供たちのため、一生懸命取り組んでいただいている姿にこの立場で接することができたことなど、私自身にとっては得るところの多い1年でありました。その意味で、私にこういった機会を与えていただいた市長、そして、議員の皆様に、そして、教職員の皆さんには感謝をしております。  結びに、強化された新しい体制の下、全てが順調に進むことを確信しているという私の気持ちをお伝えして退任の挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手) 53: 議長辻内裕也)  市長、この際、御挨拶があればお伺いいたします。  伊藤市長。 54: 市長(伊藤徳宇)(登壇)  議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。  まず、先週、東北地方におきまして深夜に連続して発生しました震度6強の地震により被災された皆様に対し、心からお見舞いを申し上げたいと思います。被災地の一日も早い復旧、復興を心から願うものであります。  さて、本年第1回目となる今定例会におきましては、去る2月17日の開会以来、本日まで35日間にわたり、議員の皆様には終始熱心に御審議を賜りました。提案いたしました諸議案につきましては、それぞれ原案どおりお認めいただき、厚く御礼を申し上げます。  また、先ほどは、追加上程いたしました補正予算案、人事案件につきましても、原案どおり可決、同意をいただきまして、重ねて御礼を申し上げます。  令和4年度当初予算案につきましては、本会議及び予算特別委員会において、幅広い観点から様々な御意見、御提言を賜りました。私が市長に就任し、節目となる10年目の予算である令和4年度当初予算の執行に関しましては、御審議を通じて賜りました御意見や御提言をしっかりと受け止め、執行してまいりたいと存じます。  来年度におきましても、引き続きコロナウイルス対策に万全を期しながら、総合計画を推進するための3本の柱である防災力の強化、スマート自治体への転換、安定した財政基盤の確立を主軸に重点プロジェクトも推進してまいります。そして、ゼロカーボンシティの実現をはじめ、誰一人取り残さない持続可能なまち、桑名を目指して全力で各種施策に取り組んでまいります。議員の皆様におかれましては、なお一層の御指導と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  国外に目を向けますと、ロシアがウクライナに対し軍事侵攻を行っており、国際社会の平和と秩序、安全に大きな脅威を与えております。核兵器の使用をも示唆したロシアの一連の行動に対し、3月4日に、私と辻内議長との連名で抗議文をロシア連邦のプーチン大統領宛てに送付いたしましたが、今まさに戦火にさらされている人たちの無事と一日も早い事態の収束を心から願うものであります。恒久平和を切望し、非核平和都市宣言を行っております桑名市といたしましても、ウクライナ難民に対しまして協力できることをしっかり協力し、対応してまいりたいと考えております。  一方、国内に目を向けますと、三重県では、1月21日からまん延防止等重点措置が適用されておりましたが、今月6日をもって解除となりました。全国的にも新型コロナウイルスの第6波はようやく収束の兆しを見せつつあり、一昨日、21日をもって、国内全ての地域でまん延防止等重点措置の解除がなされたところでございます。  三重県においては、3月21日までを期限とした再拡大阻止重点期間が4月3日まで延長となりましたが、4人以下での会食の徹底をできるだけと追記し、自粛を求めていた県外移動の記述も、移動先の感染状況に留意し慎重な判断をと変更するなど、呼びかけの一部を緩和しております。これらを受け、社会経済活動や娯楽など、幅広く活動、交流を少しずつ再開しようとお考えの市民や事業者の皆様もおられると存じます。まん延防止等重点措置や再拡大阻止重点期間などが解除された後も、私たち一人一人が、感染予防、感染拡大防止対策を確実に続け、活動の再開と感染対策の両立を徹底していくことが何より重要であります。  その上で、市といたしましては、経済界の皆様とも協議を行いながら、様々な活性化策、支援策により市民の皆様が前向きになれるような方策を講じてまいりますので、皆様の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。  早いもので、今年に入り既に3か月が過ぎようとしています。寒さも緩むと同時に桜の便りも聞かれるようになりましたが、まだまだ寒暖の差が大きい時期でもございます。議員の皆様には、くれぐれも健康には御留意いただき、さらなる御健勝と御活躍を御祈念申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、御礼の御挨拶とさせていきます。ありがとうございました。 55: 議長辻内裕也)  これをもって、令和4年第1回桑名市議会定例会を閉会いたします。                                     午後3時18分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        議     長       辻 内 裕 也        署 名 議 員       伊 藤 真 人        署 名 議 員       佐 藤   肇 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...